カジア・セラピューティクスの株価・株式情報
企業概要
カジア・セラピューティクス(Kazia Therapeutics Ltd)は癌領域に特化した医薬品開発会社である。【事業内容】医薬品の研究・開発を展開する。リードプログラムには、「Paxalisib」と「EVT801」がある。「Paxalisib」は低分子のホスファチジルイノシトール3キナーゼ(PI3K)/プロテインキナーゼB(Akt)/哺乳類ラパマイシン標的タンパク質(mTOR)経路阻害剤で、多くの癌種で調節不全に陥っている増殖及び細胞分裂の中心的な調節因子である。「Paxalisib」はいくつかの形態の脳腫瘍を対象に開発中である。「EVT801」は低分子の血管内皮増殖因子受容体3(VEGFR3)阻害剤であり、VEGFR3は成長中の腫瘍における新しい血管やリンパ管の発達、及び体内の離れた部位への腫瘍の転移に不可欠である。「EVT801」は、VEGFの細胞受容体であるVEGFR3の阻害剤である。新薬候補は、脳腫瘍、腎癌、肝癌などの疾患の治療薬として設計される。